仮面ライダー電王の魅力は、その多彩な変身フォームにあります。本記事では、電王の各変身フォームを詳細に解説します。それぞれのフォームの特徴、能力、そしてそれが物語にどのように組み込まれているかを理解することで、仮面ライダー電王の世界がより深く、より鮮やかに広がることでしょう。さあ、電王の変身フォームの世界へ、一緒に旅立ちましょう。
仮面ライダー電王・変身フォーム
仮面ライダー電王 ソードフォーム
仮面ライダー電王主役ライダー。M良太郎及びモモタロスが変身する。野上良太郎は変身者でさまざまなイマジンを憑依させながら、その力を活かして時間の改変を目論むイマジンと戦い続けた。電王の基本形態。モモタロスが憑依するとこのフォームになりソードモードのデンガッシャーによる、素早い動きからの剣戟を得意とする。
仮面ライダー電王 プラットフォーム
良太郎が一人で変身するフォーム。他のフォームでもイマジンの憑依が解けるとこの姿になる。仮面ライダークウガのグローイングフォームや龍騎のブランク体に相当するフォームである。仮面ライダー史上最弱と言われている。
仮面ライダー電王 ロッドフォーム
仮面ライダー電王の派生形態の一つ。ウラタロス及びU良太郎が変身するフォーム。モチーフは浦島太郎が乗ったとされるウミガメ。倒した敵は水棲生物か亀モチーフとなっている。
使用武器は棍型のデンガッシャーロッドモード。変幻自在の槍術で敵を翻弄しながら戦う。
変身ポーズはライダーパスを斜めからセタッチして変身。セタッチ後は余裕そうな表情でライダーパスを軽く振るような仕草を見せる。
仮面ライダー電王 アックスフォーム
仮面ライダー電王の派生形態の一つ。K良太郎及びキンタロスが変身する。他の形態に比べてスピードは低いがパワーと防御力が強く戦闘ではその腕力を活かして斧型の専用武器デンガッシャーアックスモードによる豪快な戦い方を好む。クライマックスフォームと同等の全形態一位のパンチ力を誇る。
変身ポーズは土俵入りのような構えでライダーパスをデンオウベルトにセタッチする。初回変身はライダーパスをゆっくり垂直にデンオウベルトにセタッチして変身していた。ソードフォームやプラットフォーム同様に斜めにセタッチする事もあった。
仮面ライダー電王 ガンフォーム
仮面ライダー電王の派生形態の一つ。R良太郎及びリュウタロスが変身する。銃型の専用武器デンガッシャーガンモードで基本4フォームの中で唯一遠距離戦が出来る(実際はロッドフォームも遠距離戦はできます)接近戦でもダンスを取り入れた動きで敵を翻弄し、零距離射撃で応戦する。
総合スペックは4フォームの中で一番高いが当初はリュウタロスは周囲の損害を考えずに武器を乱射して戦う事が多い為、主人公ががこのフォームに自分から変身する事は殆どなかった。
仮面ライダー電王 ウイングフォーム
ジーク及びW良太郎が変身する仮面ライダー電王の特殊形態。モチーフは白鳥。デンガッシャー・ハンドアックスモードとブーメランモードという電王では珍しい二刀流で戦う形態。
物を遠くに投げることで遠距離の敵にも対応できるオールマイティな形態とされている。劇場版限定フォームとして扱われるフォームの元祖。ただし、TV放送にも僅かだが登場している。戦闘力はかなり高い、攻撃を最低限の動きだけで躱し、的確に攻撃を与えて撃破しているが不意打ちには弱い。強化形態を除く電王のフォームチェンジで唯一、彼に対応するデンライナーが存在しない。
仮面ライダー電王 クライマックスフォーム
携帯電話型のアイテムケータロスを使用してモモウラキンリュウを一度に憑依させて変身する仮面ライダー電王の強化形態。初登場は28話。てんこ盛りと呼称されている。その誕生経緯、外見、爆笑度合いなど、数多の仮面ライダー強化形態の中でもトップクラスに異彩を放つフォームである。
この変身フォームはイマジンが4人同じことを考えないと変身できないらしく同じでさえあれば考えている内容は何でもいいみたいです。基本的にモモタロスがメインとなっている。毎度戦闘終了後に繰り広げられる、前代未聞の漫才は、スーツアクターを務めるミスター平成ライダー高岩成二の職人芸あってこその迷シーンであり、ギャグ抜きでも一見の価値ありである。
仮面ライダー電王 ライナーフォーム
仮面ライダー電王の強化フォームの一つであり、TV本編での最終フォームである。「ある事情」によりモモタロス達が憑依できなくてもその力が使えるように創られた。機動力や身体能力は通常の4フォームと同等以上。戦闘能力はスペックも手伝って高いのだが良太郎の戦闘スキルが低いので、敵イマジンとの戦いでは苦戦を強いられる。総合的な戦闘能力はクライマックスフォームには劣るため、最強フォームであるかについては、長期に渡って議論の的になっていた。最終フォーム・最強フォーム等の呼称がファンが発祥の非公式用語でである。
仮面ライダーゼロノス・変身フォーム
仮面ライダーゼロノス アルタイルフォーム
ゼロノスの基本形態。モチーフは牛若丸。変身時の音楽は笛の音。基本カラーは緑。電王のソードフォームと同等以上戦闘力を持つ。身軽でスピードを活かした戦闘を得意とする他、侑斗が普段からデネブに対してプロレス技をかけていることもあってか、戦闘時にもプロレスのような立ち回りをする。デネブを呼び出し共に戦うことも可能。
名前の由来はわし座のアルタイル。アルタイルこと彦星の別名は牽牛星(けんぎゅうせい)要は牛飼いのこと。牛若丸と牽牛星のダブルミーニングといえる。牡牛座はたぶん関係ない)。
仮面ライダーゼロノス ベガフォーム
ゼロノスの派生形態。基本カラーは緑もしくは黄色。モチーフは武蔵坊弁慶と烏天狗。アルタイルフォームに比べ機動力は低下するが、ゼロガッシャーを片手で使用するパワーと防御力は上昇する。また、両肩に装備されたデネブの五指からは「ゼロノスノヴァ」という光弾を発射できる。デネブが離れるとアルタイルフォームに戻る。
名前の由来はこと座のベガ。ちなみに憑依しているデネブのモチーフは牛若丸→鞍馬山→烏天狗からの連想でカラスである。ベガ、アルタイルは共に七夕伝説の織姫、彦星を示し、デネブを合わせて夏の大三角を現す。変身者である桜井さんは未来では天文学者だったためゼロノス関連ワードには天文学に関した用語が多い。
仮面ライダーゼロノス ゼロフォーム
諸事情により入手した新しい赤いゼロノスカードにより変身する最強形態。基本カラーは赤銅色(錆びついたような赤)。全フォーム中最も素早く身軽な動きで敵を翻弄し、デネビックバスターによる高速射撃で強引に押し切る戦法を得意とする。パワーに関してはベガフォームには劣るが侑斗自身が最強フォームと紹介している。
まとめ
仮面ライダー電王は、時空を超えた壮大な冒険を描く作品で、その特徴的な要素は多彩な変身フォームです。主人公は、様々な形態に変身することができ、それぞれの形態が異なる能力と特性を持っています。これにより、視聴者は様々な戦闘シーンと戦略を楽しむことができます。電王は、個性豊かなフォームと魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了した作品です。時を操る能力と仲間との絆を描いたストーリーは、今もなお多くの人々に愛されています。
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