2004年に放送された平成仮面ライダーシリーズ第5作「仮面ライダー剣」は、52枚のカードに封印された不死の生命体アンデッドをめぐる戦いを描いた作品です。ここでは、仮面ライダー剣の主要キャストと、彼らの出演作をご紹介します。
仮面ライダー剣 キャスト一覧
〈♠〉剣崎一真(けんざき かずま)/椿隆之(つばき たかゆき)
「俺は誰かを守るためにしか戦わない。そう決めてるから」
仮面ライダーブレイドの変身者。人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」にライダーシステムとの高い適合性を認められスカウトされる。性格は熱血漢でどんな困難があっても折れず、過酷な運命にも果敢に立ち向かう精神力を持っている。不器用で頭に血が上りやすいため周りと衝突しがち、虎太郎に出会うまで友人すらいなかった。
映画『GO』で俳優デビュー。仮面ライダースピンオフ作品『仮面戦隊ゴライダー』。
〈♥〉相川始(あいかわ はじめ)/森本亮治(もりもと りょうじ)
「嫌われるよ、おしゃべりすぎる奴は……。誰にだって触れられたくないことがある」
仮面ライダーカリスの変身者。ハカランダの居候。普段はお店を手伝うことが多いが、栗原(父)が遺したカメラを手に出かけ、遥香に紹介されて栗原(父)の助手を務めていたフォトグラファーのアシスタントをしている。
第14回ジュノンボーイ審査員特別賞を受賞。2002年テレビドラマ『ごくせん』で俳優デビュー。
〈♦〉橘朔也(たちばな さくや)/天野浩成(あまの ひろなり)
「最後に残ったものだけは、失いたくない。信じられる……仲間だけは!」
仮面ライダーギャレンの変身者。ボードの研究者であり、前任のギャレンが大怪我を負ったことから、ギャレンの装着者に選ばれた。性格は、礼儀正しく優しい人柄で面倒見も良く、後輩である主人公からは尊敬の眼差しで見られレンゲルの変身者の指導もしている。思い込みが強く優しすぎるあまり敵に利用されがちです。
NHK連続テレビ小説『走らんか!』の前田繁役でデビューし、テレビ映画ミュージカルで活動。
〈♣〉上城睦月(かみじょう むつき)/北条隆博(ほうじょう たかひろ)
「俺は、俺は……仮面ライダー、仮面ライダーレンゲルだ!」
仮面ライダーレンゲルの変身者。高校生であり、部活はバスケットボール部。性格は気が小さく、小心者で恋人の望美から呆られてしまうほど。過去に誘拐されコインロッカーに入れられ、無事に助けられたが以降暗闇を怖がるようになってしまい、同時にいつか強くなりたいと願うようになった。敵に襲われてる所を主人公に助けてもらったことでより強くなり、仮面ライダーに対して憧れ以上のものとなった。
出演代表作は『仮面ライダー剣』、『がんばっていきまっしょい』、『ライフ』。
広瀬栞(ひろせ しおり)/江川有未(えがわ ゆみ)
「罪もない人々がアンデッドにやられてるのよ。その人たちを守るのがあなたの仕事でしょ!」
ボードの女性研究員。研究員だった父が行方不明となりその志を継ぐ意味も込めて入所した。ボード本部壊滅後は主人公と虎太郎の家に居候となり、敵と戦う主人公をサポートする。性格は気が強く、その性格が災いしてか恋愛経験はなかった。お世辞に弱い一面もある。主人公に負けないほどの強い正義感にあふれている。
15歳の時に地元北海道でスカウトされ高校1年生でデビュー。元アイドルで仮面ライダー剣ヒロインを演じた。
白井虎太郎(しらい こたろう)/竹財輝之助(たけざい てるのすけ)
「100回人を裏切ったやつより、100回裏切られてバカを見た人間のほうが、僕は好きだな」
職業はルポライター。都市伝説的に噂になっている「仮面ライダー」を追う青年。仮面ライダーを追っているうちに主人公の家に着き、アパートを追い出された主人公を取材をさせてもらうという交換条件付きで、自分の家に住まわせる。後に、広瀬と合わせて3人での同居に至る。性格は少々軽いが根は真面目で姉姪の栗原を大切に思っている。
出演作は『仮面ライダー剣』で俳優デビュー。その後メンズモデル、カタログモデルなどで活動する。女優の藤真美穂(ふじま みほ)と結婚をし一児の父。
烏丸啓(からすま けい)/山路和弘(やまじ かずひろ)
「人間はアンデッドたちと戦い封印するしかない……私もそう思っていた。だが剣崎は、別の道を選ぼうとしている」
ボードの所長。頭脳明晰な研究者であり、ライダーシステムや対アンデッド用の装備をいくつも開発している。アンデッドが解放された経緯を知る数少ない人物。
出演作は『宝塚BOYS』、『アンナ・カレーニナ』。後に女優・声優の朴璐美(ぱくろみ)の配偶者となる。
桐生豪(きりゅう ごう)/増沢望(ますざわ のぞむ)
「貴様に生きている資格はない!」
元ボード研究員でもあり、橘さんの先輩でもあり、最初に選ばれたギャレンの適合者。しかし、実験中に事故で右腕を失ったため計画から外された。その後ボードを辞め、彼の中に「行き場のない正義への憧れ」があって独断で犯人を追い詰め、金属製の義手から流す電流で始末する処刑人になっていた。
出演作は『その時がきた』、『愛しき者へ』、『新選組!』など。
広瀬義人(ひろせ よしひと)/春田純一(はるた じゅんいち)
「栞、無事でよかった。これで、お母さんのそばへいける……」
広瀬栞の父でボードの元研究員。妻が不治の病に冒されたことから不死の研究に没頭。その結果、アンデッドを解放して分析すれば妻を救えると思い込み、最悪の事態を引き起こしてしまった。
出演作は『太陽の恋人』、『ロボット刑事』、『秘密戦隊ゴレンジャー』など。
天王路博史(てんのうじ ひろし)/森次晃嗣(もりつぐ こうじ)
「終わったのではない、はじまったのだ。本当の戦いが」
ボードの創設者であり、理事長を務めていた。広瀬(父)がアンデッドを解放際、責任を取って理事長を退任。途方もない財力と権力を持ち、彼のことを調べようとした人物は消されるとまで噂されるほど。アンデッド解放により始まったすべての事件の黒幕である。
出演作はテレビドラマ『青春をぶっつけろ』でデビュー。『ウルトラセブン』など。
栗原遥香(くりはら はるか)/山口香緒里(やまぐち かおり)
「おかえりなさい」
喫茶店「ハカランダ」を経営する女性。旧姓は白井。虎太郎の姉でもある。雪山に出かけたカメラマンの夫が行方不明になってしまうと、娘の天音とふたりで店を切り盛りしていた。相川始がやってきたが何かしらの訳ありだと思っていたが始が仮面ライダーカリスやジョーカーとは知らず天音同様3人で暮らしている。
出演作はテレ朝『愛してるよ!』、フジ『飛べないオトメの授業中』など。
栗原天音(くりはら あまね)/梶原ひかり(かじわら ひかり)
「言ってよ。言ってよ“ただいま”って。ね」
喫茶店ハカランダを営む栗原遥香のひとり娘。父を亡くしてから悲しみで暗くなっていたが、ハカランダに居候することになった相川始を慕うようになる。彼を思う気持ちはとても強く、憧れ以上の感情を抱き、家族同様に接していた。叔父の虎太郎に対しては呼び捨てや冷たい態度を取ることもある。
出演作は舞台『蒲田行進曲』で子役デビュー。『仮面ライダー剣』、『仮面ライダージオウ』、『女王の教室』など。
栗原晋(くりはら しん)/渡祐史(わたり ゆうじ)
「大丈夫、お守りがあるから」
栗原遥香の妻で、栗原天音の父。探検家にして写真家だったが撮影登山に出掛けた谷川連峰の洞窟でカリスとアンデッドの戦いを目撃し、その直後カリスが弾き返したアンデッドの剣が腹部に刺さって致命傷を負いほどなく落命した。息絶える直前、人間の姿になった始に家族の写真を渡し、のちに始が「ハカランダ」を訪れるきっかけになった。
山中望美(やまなか のぞみ)/宮澤亜理沙(みやざわ ありさ)
「何も言ってくれなくても……わたし、睦月を信じてるから」
睦月の幼馴染みかつ恋人。高校生であり部活はテニス部。睦月と同じ学校に通っている。世話焼きな姉のように接することも多いが、睦月の内に秘めた優しさも知っており、そんなところに惹かれていた。睦月の部活の試合には弁当を作っている。おにぎりが絶品。
出演作は『白い巨塔』、『仮面ライダー剣』、映画『ゴジラ FINAL WARS』。
深沢小夜子(ふかざわ さよこ)/粟田麗(あわた うらら)
「私は、道ばたの花みたいにひっそりとでいい。そんな風に生きていきたいの、あなたと」
開業医を営む女性。橘とは大学時代の同期で学生時代から仲が良く、互いに惹かれあってもいた。卒業祝いに橘から贈られたジグソーパズルのお返しに、腕時計をプレゼントしている。恐怖心から苦しむ橘にとって、彼女がいる診療所は唯一心が休まる場所であり小夜子自身も橘の体調を気にかける一方、頼られることを喜んでいた。
出演作は『お兄ちゃんの選択』、『放浪記』、『失楽園』。
神丘令(かみおか れい)/藤田瞳子(ふじた とうこ)
「相川さんですね? 今日はよろしくお願いします」
栗原(父)の助手を務めていたフォトグラファー。師が亡くなったのち彼の仕事を引き継ぎ栗原(母)に紹介された相川始にアシスタントを依頼した。その後、生前に栗原がお守りにしていた一家の写真を始が所持していたと判明。色々話を聞くがまともな返答を得られない。始が師の最期に関係あるのではと疑念を深めていった。戦いののち、彼女は始が人知れず化物と戦う仮面ライダーだと認識。その正体は秘密にしておこうと決めた。
出演作は『未成年』、『仮面ライダーアギト』、『愛しき者へ』など。
まとめ
放送から20年以上経った今でも、多くのファンに愛され続ける仮面ライダー剣。個性豊かなキャラクターたちを演じるキャストの演技も、作品の魅力の一つです。彼らの代表作を知ることで、仮面ライダー剣をより深く楽しむことができます。