仮面ライダービルドの世界は、サブライダーとその変身フォームによって大いに豊かになっています。これらの要素は、物語の展開とキャラクターの進化に深い影響を与えています。この記事では、それぞれのサブライダーがどのように変身し、そのプロセスが物語全体にどのような影響を与えるかを詳しく見ていきます。
仮面ライダービルド サブライダー変身フォーム
仮面ライダークローズ
「Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!」
万丈龍我がビルドドライバーとクローズドラゴン、亡き恋人の形見であるドラゴンフルボトルを使って変身した姿。強い思いの閾値が一定以上になるとシンクロ状態へ移行し変身が可能になる。つまり変身には「誰かを助けたい」という強い思いが必要。
初登場回:第11話『燃えろドラゴン』。
初変身時にはまだ名前が決まっていなくて、冒頭ナレーションで戦兎から仮面ライダー筋肉バカと命名しようとし即却下された。
仮面ライダークローズチャージ
「ドラゴン イン クローズチャージ!」
万丈龍我がスクラッシュドライバーとドラゴンスクラッシュゼリーを使って変身した姿。青く透明な装甲が特徴。大部分はグリスと共通していて色違いである。2号ライダーの強化フォームの中では登場するのがかなり早い。
設定上戦うたびに強くなるシステムが搭載されていて主人公が危惧した通りの軍事兵器の完成形である。その代償として変身者の攻撃本能がより高まってゆく危険性を持ち、感情の抑えが全く効かなくなり暴走を招く。
初登場回:第17話『ライダーウォーズ開戦』。
仮面ライダークローズマグマ
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
仮面ライダークローズの強化形態の一つ。ビルドドライバーとクローズマグマナックル、ドラゴンマグマフルボトルを使って変身した姿。高熱を帯びた格闘攻撃を得意としており、クローズマグマナックルを利用した炎のパンチや、紅炎をまとった爆砕キックで敵を焼き払う。
初登場回:第31話『ほとばしれマグマ!』。
仮面ライダーグレートクローズ
「Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON! Yeah!」
仮面ライダークローズの新たな姿。万丈龍我がビルドドライバーとグレートクローズドラゴン、グレートドラゴンエボルボトルを使って変身した姿。
エボルト自身に宿っていた、エボルトの遺伝子を取られ変身不能となっていたが龍我の体内で新たなエボルト遺伝子が創造されたことで、再び仮面ライダーへの変身が可能となった。強化形態に該当するがというよりは龍我自身の力で目覚めた新たな基本形態とも言える。劇中では発動していないが、全身各部を特殊な猛炎で覆う攻撃強化状態に移行できる。
初登場回:第37話『究極のフェーズ』。
仮面ライダークローズはドラゴンモチーフだが自力飛行能力はない。クローズチャージはタカフルボトルを使用すれば飛行でき、クローズマグマには自力飛行能力が最初から備わっています!
クローズは専用バイクがないが主人公から借りて使用することはあります。ビルドがバイクで、グリスがヘリコプターボトルで飛んで移動した時、1人だけ走って現場に直行していたw
仮面ライダーグリス
「ロボット イン グリス!」
猿渡一海がスクラッシュドライバーとロボットスクラッシュゼリーを使って変身した姿。北都の仮面ライダーである。名前の元ネタは機械等の潤滑剤として使われるゲル状の潤滑油「グリース」と思われる。機能は全てクローズチャージと同じであるがパンチ力はクロースチャージが上回り、キック力はグリスの方がわずかに上である。戦いでは龍我を圧倒していて、一海のハザードレベルが高い・戦闘経験が豊富という差による物でしょうね。カラーリングは金と黒を基調としている。
初登場回:第16話『兵器のヒーロー』。
仮面ライダーグリスブリザード
「激凍心火!グリスブリザード!」
仮面ライダーグリスの強化形態・本編での最強フォーム。ビルドドライバーとグリスブリザードナックル、北都三羽ガラスのデータを取り込んだノースブリザードフルボトルを使って変身した姿。可動防壁の形成、高速斬撃技、フローターユニットによる飛行が可能になっている。
肩アーマーの形状はグリスと同じだが、右肩にはグリスのライダーズクレスト、左肩には北都三羽カラスのキャッスル、クワガタ、フクロウフルボトルのマークが描かれている。
初登場回:第47話『ゼロ度の炎』。
仮面ライダーローグ
「クロコダイル イン ローグ!」
氷室幻徳がスクラッシュドライバーとクロコダイルクラックフルボトルを使って変身した姿。西都に所属する仮面ライダーである。ローグのみの機能として全身を覆う装甲「クロコダイラタンアーマー」を搭載している。装甲内部がヴァリアブルゼリーで満たされており普段は柔らかく動きやすいが、攻撃を受けた瞬間に硬化し、徹甲弾を受け止める程の防御力を高めることができる。この性質により格闘攻撃は通用しない。
初登場回:第22話『涙のビクトリー』。
仮面ライダープライムローグ
「大義晩成!プライムローグ!」
仮面ライダーローグの最強フォーム。ビルドドライバーにプライムローグフルボトルを使って変身した姿。だがドライバーが異なるので厳密には別ライダーである。プライムローグはエボルトの戦闘を想定して設計されたライダーである。
通常のローグよりも防御力が上がっている。純白のマント「プライムセイバーマント」はジーニアスの胸部装甲と同素材のものが使われており、地球外生命体とも互角に戦えるようにする防御機能が備わっている。攻撃力も通常のローグから20㌧程威力がUPし、グローブやつま先のクローで敵に再起不能のダメージを与える。プライムローグも変身者の大義を貫こうとする正しい意志によって攻撃力が上がる。
ローグのモチーフはワニなので免疫力が高い動物として知られている。
まとめ
まとめ
仮面ライダービルドのサブライダーとその変身フォームは、視覚的な魅力だけでなく、物語の深さと複雑さをもたらしています。それぞれの変身は、キャラクターの個性と成長を反映し、視聴者に予想外の展開と驚きを提供します。これらの要素を理解することで、仮面ライダービルドの世界への洞察が深まり、その魅力がさらに増すことでしょう。